小学校の就学年齢について

日本は小学校に入学するのは、4月1日時点で6歳のこどもです。

義務教育は6歳からということになります。

それに対して、諸外国はどうなっているでしょうか。

 

イギリス:5歳

アメリカ:州によって異なるが、早くて5歳から6歳の州もあるが、早期入学可能

ドイツ:州によって異なるが、早くて5歳

フランス:6歳。2019年から3歳幼稚園義務教育。

フィンランド:7歳。ただし、就学前に1年間のプレスクール(就学前教育で義務教育)がある。

 

ご近所の国はというと・・・

中国:6歳

韓国:6歳

 

日本は特に遅くないことはわかります。

しかし、早期入学が可能な制度がなく、決して早くはありません。

 

イギリスの学齢が早まったことは、児童の保護と治安維持からといわれているそうです。かつて、ゆりかごから墓場までといわれた手厚い社会福祉制度が背景にありますね。

 

休校は世界的に起きていることで、日本だけにとどまらない話ですが、

 

社会によって子供たちが保護されていないということや、

 

コロナが長期化した場合は、子どもたちに十分な教育機会や社会生活が与えられず、治安が悪くなる可能性も考えられます。

 

今年入学した1年生はまだ学校が始まりません。

 

私立学校や地域によっては教育の機会を確保する取り組みをされているかと思いますが・・・今後、文部科学省が何らかの発表をしてくれることを期待しています。